楽しくないこと 1
仕込み中の梅ジュース、「だいぶエキスが染み出していい感じ!」と瓶を持って回していたら
ぶちまけました。冷蔵庫の下へ流れ込んでいきました。
じょうだんです。海はないけど近いです。笠岡の海、きれい。 |
こんにちは。田舎暮らしの伝道師 杉本です。
最近「創業セミナー」というのを受講していまして、キャッチコピーをつけて自己紹介しましょう!とコンサルタントの先生に言われて急遽作ったキャッチコピーです。
自分につけるキャッチコピーって、「浪速の虎」とかの二つ名みたいですね。
たまに使ってみたいと思います。(虎じゃないほう)
それはそうと、梅ジュース…。
あまりのショックに、掃除する気になれず放置してお昼を食べましたよ。
「笠岡市(お隣)のアミの塩漬けと美星のお野菜のペペロンチーノ」です。おいしかった。
そしてそのまま、ブログを書いていますよ。
今年は梅仕事ができました。
梅酒、梅ジュース、カリカリ梅(カリカリしなかった)。
田舎暮らしは楽しいです。
でも楽しくないこともあります。梅ジュースぶちまける、とかな。
せっかく楽しくない気分なので、
移住後一年、田舎の日常の楽しくなかったことをご紹介しよう!
楽しくないぞー
▽
先日、車で走っていてスズメと衝突してしまいました。
田んぼから蛇行するように飛び出してきて、挽いちゃったか!?と思ったのですが振り返ると道にへたり込んでいます。ぶつかってしまったみたいでした。
手に乗せると丸くなって座ってはいますが、小さな体で心臓がバクバクして息を弾ませている感じです。
ショック状態かと水を飲ませてみたりしましたが、そのまま手の上で亡くなってしまいました…
飛ぶのがまだうまくない、小雀だったのかなあ。
可哀そうなことをしました。
道路にはいろんな生き物が出てきます。
大体一時期にワッと出て、パタッと見なくなります。
近々だと、黒とオレンジの蝶が大量発生して道路に降りて、大量に挽かれました。
体長8センチ位のでっかい黄緑色の毛虫、クスサンがノロノロ歩き、挽かれます。
その前には、体長6センチ程度のモケモケ毛虫、クマケムシがモケモケモケモケと結構なスピードで道路を渡っていき、挽かれました。
暖かくなってくると亀もよく挽かれています。
ずっと住んでいる人は、もっと色々見ているんだろうなぁ。
わたしは生き物好きなので、いっぱいいたら嬉しいんですが、挽かれているとか挽くとかは、やはりノーセンキューです。
そしてこれからの季節、雨の夜…この一年で一番神経に来た、殺戮の夜がやってくる。
大量のカエルが田んぼから出てきて、道路を横断するのです…
降りしきる雨の中、ヘッドライトに照らされて光る路面に、大量に白く光る小さな三角(横向きでこっちを気にしているカエル)!
何が怖いって、彼らは逃げてくれないのです!!
毛虫だって、ゆっくりでも危機感をもって進んでいるのに!
道の向こうへ向かう意思はあるものの、車が来ると止まって様子をみてるやつがいる。ばか~!;;
ノロノロ運転で近づいても、反応が鈍い…。つまり…
最近気が付いたのですが、カエルは「ゆっくり」に弱いです。
さっと捕まえに行くと、素晴らしい跳躍力で逃げるんだけど、指を一本立ててゆ~~~っくり顔に近づけていくと、簡単に触れます。
ヘビに睨まれたカエルがなぜ逃げないのかなと思っていましたが、相手が動いてくれないので逃げられないのかも知れないですね。
かと言って、車で早く走ったらやっぱり挽かれるじゃないですか。
かくして起こる、大量のロードキル。
思い出すと凹みます。夏の雨の夜はお仕事入れないようにしたい。
△
ちなみに道路上で自分が遭遇した虫以外の生き物は、
必死で横断していくモグラ、ヘビ、全く動じないサルの家族、タヌキ、テン、アナグマ。
車に追いかけられていると勘違いして必死に振り返りながらにげるキツネ。しっぽがフワフワで可愛かった~…!
移住してきて、今までは写真でしか見ていなかった生き物にたくさん会いました。
ヌートリアはカピバラに似たでかいネズミみたいで、不思議でした。
蜂のいろんな種類も分かるようになってきました。
クマケムシも触れるようになりました。
自然がいっぱい=人間以外の生き物がいっぱい です。
それは、わくわくしたり嬉しかったりします。
でも、両手を挙げてバンザイしていればいいというお話でもありません。
人間生活にとって、時には害虫、害獣であったりもするわけです。
都市部にいるときも、想像はしていましたが、だんだん身近に感じてわかるようになってきました。
うーん
長くなってきました。
楽しいことは、楽しい!でいいんですが、楽しくないことは話が長くなってしまいます。
楽しくないことが気持ちいいんじゃないぜ?
思うところが、いっぱいだからです。
とりあえず、つづく、にします。
梅ジュース、いい匂いです。ちくしょう…