義父が亡くなる

4月のはじめ、義父が亡くなりました。
義父は、有機野菜、こだわりのある野菜を扱う八百屋さんでした。
移動販売、店舗販売、卸売、マルシェ出店と色んな形で色んな方と繋がって来ました。時には農家さんへの生産アドバイスのために遠くまで出掛けることもあったようです。

がんで闘病しながらも仕事を続けていましたが、ここ数ヶ月で容体が悪化して入院。
意識がないという連絡を受けた主人が、岡山から見舞いに駆けつけた日の夜、亡くなりました。
1週間ほど前まで、病院から発注をかけていたそうで、らしいなと思いました。
自分の仕事に誇りのある人でした。


わたしと娘は間に合わず、死後の対面となってしまいました。

ひとの死は、いつも少し靄がかったように実感が沸かない。
でも、いつもこの人がいた場所に、居ない、ということは分かります。
つらいのは主人のほうだと思うので、わたしが書くことではないかもしれません。
でも、わたしたち家族にとっては大事件なので、少しだけ…

主人は義父の仕事の一番の理解者だったと思います。
義父が満足するほどかは分からないけど、その知恵を引き継いだと思います。

野菜を売る側から作る側に回りたいと言って移住に至った主人は、義父が自分の作ったものをどう評価するだろうかと気にしていたようです。
いつか、褒めてもらえるようなものが作れるといいな。

ひとのことは全然褒めない師匠。
いつもどっかでダメ出しをしているかもしれませんが。笑

駆け出しの未熟者だけれど、主人と一緒に、少しづつ精進します。



ちなみに、義父の仕事は義理の弟が引き継いで頑張っています。
毎週末 青山のファーマーズマーケット@UNUにいます。
美味しいものが集まってます。覗いてみてくださいね。